倫理法人会とは。
倫理法人会は、一般社団法人倫理研究所の法人会員によって組織された会です。倫理研究所は、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律のもとで認可され
た民間の社会教育団体です。倫理法人会は、心の経営をめざす人々のネットワークを拡げ、各種活動を通じて地域社会に寄与することを目的に、47都道府県、
各市・区単位に設立されています。
宮城県倫理法人会活動理念
倫理経営を通して、活力ある企業を創る。
倫理経営を通して、明るく豊かな地域社会を創る。
倫理活動を通して、未来を担う新進気鋭の人材を創出する。
純粋倫理とは。
守れば幸福になる厳然とした日常の法則、生活の法則(くらしみち)
自分をとりまく多くの人々や、物や自然との関わりなしには生きられない私たちです。
そこには、おのずから社会生活の規範が生まれます。 人と人、人と物、人と自然の間にある道。人間の行なうべき道筋。くらしみち。
――それが純粋倫理です。物の世界に「物理」という法則があるように、人間には「倫理」という法則があるのです。
「こんなときどう行動すればいいのだろう」「どんな姿勢、どんな心がけが幸福を招くのか」「人間関係をよくする秘訣はあるか」「人生の岐路にたったときの
心構えがほしい」「この苦しみをどう受け止めればいいのか」……そんな問いに答える人生の指針、道しるべとして、人のあるべき道を純粋倫理は示します。
それはただ知っているだけでは意味がありません。実際にやってみることで、正しさがわかるもの。実生活に役立ててはじめて、「なるほど、倫理とはこういう
ことか」と腑に落ちてくるものです。
人間生活の規範といえば、一般に「道徳」という言葉を連想します。もちろん道徳は、先人の叡智の結晶として尊ぶべきものですが、反面、特定の時代や民俗に
しか通用しないものだったり、「~べし」「~しなければならない」と規制ばかり強くて、窮屈な面があります。また、それを守ったからといって、必ずしも幸
福になるとは限りません。 純粋倫理は自分や人を縛るものではなく、時代や場所、周囲の環境を問わず、いつでもどこでも誰でも実行できるもの。
しかも、それを守って生活していくと必ず幸福となる。徳と福が一致する。ここに大きな特徴があります。
純粋倫理は、丸山敏雄(倫理研究所の創立者。1892~1951)により発見され、提唱されました。丸山敏雄の遺した「万人幸福の栞」には、そのエッセン
スが17の項目に分けて凝縮されています。
子供と親の目に見えないつながり、働くことの意味、肉体と精神の関係、捨てる極意、苦しみを幸福に転じる心の持ち方――どれも日常生活にピタリと結びついた暮らしの指針であり、宗教や学説をもこえた自然の法則です。
(一般社団法人倫理研究所ホームページより抜粋)